in松阪

温泉同好会、もといI高の友人に慶事（結婚ではない）がありまして、「お祝いにご飯にいこうよ！」と。そういうわけで松阪に集合と相成ったわけである。なにこの唐突なあらすじ感。

何食べる？ってtwitterでいくつか候補出したときに
あんりさん［フレンチ気になる］
わたし　　［わいも］
めいちゃん［ランチならフレンチも気軽だよね。OL感楽しもうね］
白川ちゃん［フレンチでいいよ］
しずく　　［めいちゃんのツイートを無言いいね］
ってなったので、フレンチに決定。

電車であんりさんと合流

あんりさん「ところでさあ、めいの言ってたOL感ってなんやろな？」
わたし　　「さあ？なんやろな？」
通じていなかった者、２名。

松阪駅で全員合流

めいちゃん「しずくちゃんどこからきたの？」
しずく　　「東京」
全員　　　「東京！？」

しずく　　「誤差の範囲 誤差の範囲」

誤差とは？

フレンチバーにて

横に座っていたわたしに、こっそり話しかけてくるあんりさん。
あんりさん「あかりちゃん…大阪城掘ってる？」
わたし　　「全然〜。6階。」
あんりさん「わたし9階。」
わたし　　「1桁仲間じゃん」

おしゃれなフレンチバーでする会話ではない。

あんりさん「白川さんは？大阪城」
白川ちゃん「46階」
1桁のふたり「ほぉ〜う…（感嘆）」

前菜

ホタルイカのマリネのようなものだった。
呆然と「イカ………」とつぶやくあんりさんと、「オリーブオイル………」とつぶやくわたしであった。

ポタージュ

春キャベツのポタージュだった。春キャベツの影も形もないとろ〜りとしたポタージュ、すっっごく美味しかった。ただし、スープの上に白いフワフワの泡がのっていて、その正体がなんとベーコンの泡だったので、わたしはちょっぴり泣いた。

ビンゴチャレンジ１

バーテンダーさん「食後のドリンクはコーヒーにしますか？紅茶にしますか？」

わたし　　「コーヒー」
あんりさん「コーヒー」
白川ちゃん「コーヒー」
しずく　　「コーヒー」
めいちゃん「紅茶で」

あんりさん「ビンゴが揃わない」
いきなりバーカウンターに並んだ人間でビンゴを始めるあんりさん。

バケット

バケットにバターを塗りたくりながら「わたしめっちゃバター好きなんよね〜パンに塗ってる途中でバターだけで食べちゃうときあるわ〜」ってニコニコしながら言ったら、めいちゃんと白川ちゃんに「それはやめたほうがいい」って真面目に諭された。
しずくだけは「わかるわ〜」と頷いていた。肩身が狭いのだ。

言い訳がましく、「マヨネーズをチュッチュするようなものだから！」って言ったら、それ何年前だ…？とざわざわして、わたしの不健康食生活は上手く流れた(？)んだけれど、まさかこんなことで時代を感じるとは…。
なお、2000年のことだったので、17年くらい前ですかね。普通に怖い。

メイン・ビンゴチャレンジ２

バーテンダーさん「メインになります」
わたし　　　←豚肉
白川ちゃん　←豚肉
しずく　　　←豚肉
めいちゃん　←豚肉
あんりさん　←鳥肉

あんりさん「ビンゴが揃わない」

デザート・ビンゴチャレンジ３

デザートは、お茶のクリームブリュレと、イチゴのなんか…おしゃれなやつ（覚えてない）から選べた。

わたし　　　←クリームブリュレ
あんりさん　←イチゴ
白川ちゃん　←イチゴ
しずく　　　←イチゴ
めいちゃん　←クリームブリュレ

あんりさん「ビンゴが揃わない」

お茶のクリームブリュレ、めっっっちゃ美味しかったことだけ記しておく。

おいとま・ビンゴチャレンジ４

お会計終えた順に出よっか？と、とりあえずわたしとあんりさんがお店から退出。
ところが店のドアめっっっちゃ重くて、全然開かない。ふんばるわたし。

わたし　　「うわ、ドア、重っ」
あんりさん「ほんと！重い！」

ドアめっちゃ重かったよな？って２人で話していると、白川ちゃんも出てきた。

白川ちゃん「このドア重っ」

ドアめっちゃ重かったよな？な？って３人で話していると、しずくも出てきた。

しずく　　「入るときも思ったけど、このドアめっちゃ重いな」

ドアめっちゃ重かったよな？な？な？って４人で話していると、最後めいちゃんが出てきた。

めいちゃん「………」

４人　　　「…………」
めいちゃん「………ん？」
４人　　　「………………………」

ビンゴに固執するあんりさん「……感想は？」
めいちゃん「感想？何の？」
４人　　　「ドアの……」
めいちゃん「ドアの？！」

まあ、ランチの直後にドアの感想ってなんだよってなるよな普通。

・１度もビンゴ成功しなかったことに悔しがるあんりさん
・「こんな道端で食べた料理の感想を求められたのかと思った」と笑うめいちゃん
・「実は入る時ははあかりちゃんに重い思いをさせないようにドア押さえてた！」ドヤ顔のしずく
・安定のしずくに若干引いてる白川ちゃん
・ていうかトイレ行きたくなってきたわたし

ていうかこのラインナップでビンゴが揃うわけがない。

次はカラオケ行く？

え〜カラオケか〜もう何年も行ってないし、わたし音痴だし、行きたくないな〜って思ったけど、
別に今更音痴を披露したところでどうにかなる人選でもねえなって察したので、まあいいでしょう…好きにしなはれ…とカラオケに同意。軽んじているんじゃない、ある意味信頼なのだ。

道中、「地下通って行くよ」って言ってんのに、地下に降りる階段とそのまま地上の道に分かれたところでわたしが「これどっち？こっちか？」って地上の方進もうとするから「地下だっつってんだろーが」ってツッコミを受けたり。
「今のあかりちゃんの天然は、香川の新大阪（香川旅行記参照）に似たものがあるよ」と言われ、「そこまでひどくはない」と返し、「新大阪のはひどかった」と最終的にめいちゃんに流れ弾が着弾。今日はわりとしっかりしてたのに、とばっちりである。
「だってあかりちゃんに声がそっくりだったんだもん！」という叫びが地下道にこだましたのであった。

スマホで地図を見ながら進む、めいちゃん、白川ちゃん、しずく。
その後方でトイレ行きたさを下ネタを話してごまかしながら付いていくわたしとあんりさん。「あかんわ。笑うと余計トイレ行きたくなるわ」ってなって全然ごまかせてなかったけどな。たまに違う方向に進んで怒られたけどな。
とにかく３人＋役立たず２人は無事カラオケに到着。

カラオケルーム

白川ちゃんの入れた歌に、「なにこれ？」と普通に聞いてしまうわたし。
「なにこれって…」といいつつ、かんたんに説明してくれる白川ちゃん。
「あかりちゃん…きっとこれから全部【なにこれ？】って歌ばかりだよ」と慈愛の微笑みで囁くあんりさん。

そして彼女の予言通り、だいたい「なにこれ？」って歌を歌い倒して終わった。
ビンゴでも見せた見事なシンパシーの無さが遺憾なく発揮された瞬間であった。

しずく「前の曲はウテナ、今の曲はeternal eternity、つまり？」
わたし「何もわからない」
ていうかこいつをどうにかしてくれ。

解散

実はこの５人で集まるのは高校以来なのでは？という疑惑が浮上したのだが、全く月日の経過を感じさせないまま、そしてシンパシーの無さを発揮したまま解散。もしかして：高校から成長していない可能性。

帰りもあんりさんと一緒だったのだけど、「あかりちゃんがブログ書いた１年後にゲーム初めて、ブログ見て笑うっていう流れがある」って言い出したので、１年後と言わず今始めればええやないかと言ったのに、それは遠慮された。なぜなんだ。

ノマカプに飢えてるから、やっぱ夢力（ゆめりょく：夢要素の強さ）あるゲームがいいのよ、夢女子だってそうでしょ？　って説得に入ったら、
「別に夢要素はなくても、そこは勝手に妄想するから大丈夫」
という答えが返ってきた。なぜ自らハードモードを選ぶんだ。

などと談笑してしばらくすると、最寄り駅に着き、彼女は電車を降りていった。

ひとりぼっちになったわたしは、今日は嵐のような１日だった…と穏やかな気持ちで、久々に動いて疲れた身体を電車の揺れに任せていた。そのときスマホに通知が。

君とはついさっき別れたばかりだけど？！　どんだけ下ネタ気になってんだ？！